立善寺

 

冬の日本ミツバチ

2017/02/09 カテゴリー: ギャラリー

今、日本ミツバチを研究して、25年ほど経っている。初めは西洋ミツバチから始め、今は日本ミツバチに成った。ハチは冬の為に1年を掛けて一生懸命蜜を集める。その蜜を人間は当たり前のように横取りして食べる。しかし、蜂から見るとせっかく集めた大切な蜜を横取りしてしまうのだから堪りません。ミツバチは冬も冬眠しないでじっと耐えている。そして蓄えた蜜を少しずつなめながら生き延びて春を待つ。今まで飼育して行く中で冬を越させて春の分蜂が出来た群れは数少なかった。

平成29年度の冬は何とか越す事が出来ました。今度は春の分蜂が出来れば一歩前進です。

蜂の冬を越せない原因はいっぱい有ります。先ずは春の分蜂で群れが小さかったとか?巣の箱が悪かったとか?夏の置き場所が悪かったとか?夏の暑さで巣内の温度が上がり過ぎ、巣全体が落ちて全滅してしまったとか?スムシにやられてしまったとか?アリに遣られてしまったとか?秋にスズメバチに遣られてしまったとか?冬の寒さに死んでしまったとか?病気に成って全滅したとか?アカリンダニに遣られてたとか?考えて見ると、どの位の蜂の群れを殺してしまって居るのだろう?

蜂友達が何人か居るが、皆、同じような経験をしている?まるで日本ミツバチを皆で捕まえて駆除しているような気もします。その上、皆、蜂を見れば刺されるからと殺虫剤で駆除してしまいます。

今、我が家に1郡飼育している。近所の南天を見ると実が鈴生りに生っています、ハチたちが一生懸命働いた事が分かります。その上、集めた蜜の量も20kgを超えるほど集めています。

この量のハチミツを体の不自由な人たちが販売出来れば、少しでも収入が得られるし、生活の意欲に繋がって行けば、私の研究も社会貢献の一つになる。

蜂を守るためには、皆が蜂を捕まえず、ほって置く事が一番良いのかも知れません。今は生活の出来る大木の洞が有りません。そこで、箱を置くと入ってくることを見ると巣の出来る場所が無いことが分ります。

私が思うに、今、普及している箱の形が蜂に遭って無いように思えます。自然界の大木の洞であれば、周りの洞の厚みはもっと厚い、その上、生きて居る木であれば、冬でも地中の温かい水分をいつも蓄えている、その上、地面からの温かい熱気が木の洞を伝わって上の方に上がってくるので、冬も温かい。ゴミを食べるスムシも蜂の出すゴミが地面まで落ちてしまうので、本来はスムシの被害は無い。スズメバチも日本ミツバチでは熱球を作って退治する事が出来る。ダニに対しても自分たちで、グルーミングをする習慣が有るので、ある程度のダニは自分たちで落している。

ただ、今の箱は縦が短いので、スムシなどは下から直ぐに上がってくる。スズメバチも入り口を入ると直ぐ巣が有るので、攻撃される。

スズメバチ駆除の特許取得した後を考えると、後はスムシ対策にテイマーを置いて研究をし始めた。そこで下に引き出し型の箱を作って、油の皿を入れて、ゴミを油に落とす。実験して見て見るとゴミの中にはアリやヘキイダニカやアカリンダニまでが確認出来ました。

今年の冬は薬も何もしないで、冬が越せるかを実験していますが、2月に入っても、まだ、元気に飛び回っています。

平成29年4月1日とても元気に飛び回っています。近年、春に成るとアカリンダニで片羽を上げた蜂が出て来る事が多いのですが、現在片羽を上げている蜂は見られません。でも、箱内の下には2~3匹の片羽の上がっている蜂も居るので、アカリンダニにかかっている蜂はゼロでは無い。

此の事から蜂も自分たちで身を守っていると思われる。これから、アカリンダニの出ないことを願うばかりである。

ことしはもうオス蜂が出始めた。四月後半か五月に、分蜂が始まります。群れを逃がさなければ蜂郡の数も増えて行くと思います。

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